こだわるのも ほどほどにしとけっ!

 

まだまだ寒い日が続きます。

それなのに、大気中に花粉の気配がチラホラと感じるの気のせいでしょうか⁉︎

 

この新型コロナの世の中。

ただでさえ、ノドがいがらっぽかったりするだけで、

「ヤバイ、ノドがいてーよ!まさか?感染したんじゃ?アワワッ!」なんて思うことが度々あるのに、花粉症がひどくなる頃には もう 何が何だかわからなくなるヨカン・・・。

せめてもの救いは、日常からマスクをしているので、眼の痒み以外は軽症なのでは?という甘〜い予想をしております。

 

さて、今回の壮大?なテーマは『コダワリの逸品』パート2でございます。

なにぶん、魔夜中の別人格が掲載しておりますので、くれぐれも本気にしないようーに!

 

 

 

↑上の写真ですが、30㎝四方の小さな箱が配達されてまいりました。

 

そう、これが待ちに待った、当院の秘密兵器

 

未来のハイテク 医療機器!!

 

 

 

それが、これだっ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 獣医用 体温計〜!!! _(┐「ε:)_ズコー

 

 

 

 

 

 

 

・・・・。

 

 

 

 

 

『体温の測定』

 

そう、検査の中では非常〜に 地味〜な項目ではあるのですが、、、

 

 体温測定は非常に大切な検査項目であり、これを適当にしている動物病院はちょっと、、、ねぇ!

 

体温が下がっている状態、高い状態、それにより診断や治療内容がまったく変わってくることもよくあります!

また、麻酔中でも非常に気にしなけらばならない項目のひとつです。

 

で、

 

そう、私のこだわり体温測定なのです!

 

 

「そんなん、毎回キチンと測ってるわっ!」とおっしゃる同業者諸君!! あ、同業者は閲覧しないでね

 

 

え〜っ!本当にキチンとはかれてますか〜?

 

 

 

そもそも、体温とは体の温度のことであり、体の中心ほど高く安定しているもので、末端などの場所は時として高かったり、ほとんどが低かったりします。このことは人も動物も同じですが、、、。

 

動物は体が体毛で覆われていて、人間みたいに脇などではキチンと測定できません。今流行りの ”サーモグラフィー的な体温の計測 は人間には有効であっても、全身けむくじゃらの動物では有効ではありません! はっ!脇毛がボーボーの人もキチンと測れないカモ⁉︎

 

なので、皆さんのよく行かれる動物病院でも、自分のワンニャンが体温を測られる場所は、肛門 が圧倒的に多いハズです!ちなみに私の代診先の動物病院では動物の耳(耳道)で体温をササっと測っていた記憶が・・・。

 

 

↓こちらが当院でよく使用している体温計です。

 

 

 

一番右端のデジタルの体温計は先が柔らかくて、かなり肛門の奥まで挿入が可能( 超重要!)なのが良いです! いいですか?体温とは 肛門の温度 ではありません!直腸粘膜になるべく検出部の先端が接していないときちんと体温は測れません!ましてや直腸内のウ○コや ガス(オナラね)に先端が接していても計測値が低めに検出されます!←コレ大事

 

 ただし、この手の体温計は使い捨てのカバーをつけて、直腸に挿入するのですが、薄いカバーといえども、やや体温が低く測れてしまうように思われます!衛生面ではバッチリですが、私はなんか許せません!カバーなしで直にオシリに挿入したいのですが、毎回の 洗浄→消毒→滅菌 では本体が壊れてしまうハズ。

 な〜んか、このへんがモヤモヤしてしまうのです!ある意味ストレスの一つです。

 

そして、、、

 

 

 

 

 

 

 

体温測定が終了するとアラームが鳴り、いざ体温計を引っこぬくと、使い捨てのカバーだけが、肛門に ペロンと残ることが しばしば・・・💢 イラッとしますね!←同業者 あるあるデスね

 

 

↑これは、測定の精度のが高い気がするのですが、ご覧のとうり、コードがぶらんぶらんしているのが、なんかねぇ、、、これにも専用のディスポのカバーを先端に取り付けます。大型犬にはいいですが、小型犬や猫ちゃんにはデカすぎDeath!!

昔は麻酔をかけての手術中の定期的な体温のモニターとして使っておりました。 が、麻酔モニター付属の食道内体温計がメインになっているので最近は出番がありません。

 

 

↑コチラは当院の飼い主様はよくご存知の 眼 で体温を測る体温計!

 

動物の体に触れずに体温が測れる 夢のような体温計ではありますが、キチンと測れる個体と測れない個体に差があります!まさに夢のよう!トホホ

 

まずは、瞳孔がせまい子はダメ。そして白内障が進んでいる子も!

そして、

眼の近くに物体を近づけるだけで怖がって暴れる子も!わかる。人間でも怖いと思います。お尻の方が大人しい場合も多々あります!

 

とまあ、体温計には人一倍 こだわりがあるのですが、

私の中では、上記の体温計は、病気の鑑別診断に使うにはイマイチというのが正直なところです。

 

そこで、今回ようやく発売されたことを知り、さっそく注文させてもらったハイテク体温計 がコレ!!!

 

 

 

↑ ジャジャ〜ン!

 

じゅ、獣医用 体温計〜! 

 

 

う〜ん、牛、ブタ、イッヌのイラストがシブい!シブい=死語

 

 そして、

 

 

 

10本ケース入り?

 

紐、ひも???

 

クリップ付き?クリップで何を止めるの???

 

 

おお、コレが丁寧に10本ずつ、入っているのですね。

 

では、さらに開封していきます!ドキドキ。

 

 

け、けけ ケースを開けると!

 

 

(;゚д゚)ゴクリ…

 

 

 

だ、だだだだっ!

 

 

 

 

だまされ〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

てないのです!

 

 

 

これです。

これを探し求めていました!

 

 

 

じつは、代診時代から開業して二十年以上、

この水銀の動物用の体温計を長きにわたり使っておりました。↓

現存していたのは、この箱だけ〜!

 

 

 

十年以上前から、もうこの手のガラスでできた水銀計製造していないことに気がついたのですが、、、

 

 

水銀による体温計は、人体用も動物用も、十数年、もうほとんど見ることができません。

 理由は環境保護のための水銀の使用の削減や、コスト面などが影響していると思われます。詳しくは自分で調べてね!

 

 

 

 

時すでに遅く、、、

 

待てど暮らせど、再販の気配は全くなく。

 

手持ちのこの水銀体温計が残り3本だけ!

 

それはそれは、大切に、大切に使ってきましたが、、、、

 

本体がガラス製、

 

まさにガラス細工のように扱ってまいりましたが、毎日使うので、割れてしまいます。ムキー!

スタッフが割ってしまうとスタッフに辛く当たってしまうので、体温計を洗浄するのは必ず私の役目でした。 が・・・

 

とうとう、最後の一本が割れてしまい、一年以上経ってしまいました。

たま〜に、メルカリなどで、同じものがやや高めで取引されていましたが、私、ヤフオクとかメルカリとかって、 なんか怖くてできません!!モジモジ

 

モジモジしている間に、最近ではメルカリですら、見かける事ができなくなっていました。

もっと早くに買っておけば、とか

もっと大量に買っておけば、、、後悔するばかりです。

 

 

 

 

 

 

 

それが、やっと再販されることに〜!

 

 

 

なぜ、水銀でなければダメなのか?

水銀の体温計でなければいけない理由は

きちんと直腸内の温度が測れているか?測れてないのか?どうかが分かるから!です

 

 どういうことかというと

 

体温計の先端が直腸の壁にくっ付いて体温が計測できていると、リアルタイムで水銀が膨張し、そのスピードが目視できるのです。(きちんと測れていると、水銀がススーと動くのだよ)←最近の子は知らないらしい

すなわち、本当に直腸に触れているか否かが  わかるのですー!!!

(本当は、この水銀の膨張の動きを完全にシミュレートして 可視化してくれるなら、デジタルでもじゅうぶん可なのだが‥)誰か制作しておくれ、、、必ず売れます!

 

  

 

 

 

欠点といえば、先述しましたが、落とせば簡単に割れてしまうことです!そりゃそうだ!

 

そして、申し訳ないですが、使い捨てでは無い!と言うことです!

つまり、誰かの犬猫のお尻に刺さって(マズイ表現?)いた体温計が、あなたのワンニャンのお尻に挿入されるのデス! もしかして、アナタのお尻にも⁈ それはナイ!

 

どうですか?許してもらえますか?

 

言い訳を聞いてもらいたいのですが、毎回使用した体温計は一度、高濃度の次亜塩素酸ナトリウム液に数時間つけて、その後に洗浄して、ガス滅菌をしております。そして、誰かに割られると困るので、この工程はインチョリーナの私が心をこめて 毎回 丹念に行います!笑

 

なので、

 

そんじょそこらのフォークやお箸 なんかより、無菌的で衛生的です!

 

なんなら、カルピス作って、この体温計でマドラー替わりに、よ〜くかき混ぜて、

みなさんの目の前で飲んでみせてもいいですよっ!それぐらいキレイッちゅうことです

 

ノドが乾いた暑いに日には「ぺろっと」3杯は飲んじゃいます!カルピスの話ね!

 

カルピス、美味しいですね!カルピス最高!

 

 

 

 

 

さらに、

 

今後 みなさんが 受けるかもしれない、胃カメラも、じつは誰かのお尻やお口に挿入されていたはずDEATH! 洗浄→滅菌されているハズですが・・・してくれてますよね?

 

 

 

 

 

あ、忘れてた、

 

付属のヒモクリップは特に馬や、牛などの大動物ではお尻に深く体温計を突っ込んでおき、ヒモで体毛や、シッポなどに挟んでおいて、万が一の落下による破損を防ぐものではないかと思います。私は牛や馬などの大動物はあまり詳しくありませんので、あくまで予想です!オイ つっこむな!キミ!

私には必要でないので、このヒモとクリップは外してます。

 

 

 まあ、水銀の体温計もベストかと言えばそうでもありません。

そもそも怖がりでさわれない子も多いです!

 

じゃあ、一体どの体温計が一番いいのか?

 

 

じつは答えは、ありません! 使いやすいのをその子にあった方法で。。。

 

この体温の値は本当にあっているのか? この気持ちが大事だと思います。

 

 

 

 

さて、『コダワリのシリーズ』の第二弾ですが、そろそろ終わりにしたいと思います。

皆さんは何か物事に“こだわり”はありますか?あまり物事に こだわらない方もいらっしゃると思うのですが、

 

 

私にもこれだけは一歩も譲れない!という部分があるときは有るし、、、

ないときは、まったく無い!←何言ってんの!

 

 

つまり、人間とは、どうーでも良いことにはこだわらないし、大事なことにはこだわりが出てくるものだと思うのです!

 

しか〜し、

 

こだわりも、ほどほどにしないと、、、、

こだわる ということは 執着 とか 固執 と紙一重 !

他人から見てると、キ●ガイあつかいされかねません。

そして、

あまり、他人には押しつけない方がよいようですね!

それではまた次回をお楽しみに〜?終

 (次回もこだわりの逸品の続きがあります!かなりこだわってマス)